本記事では、ファイナンシャル・プランナーについて疑問に感じる内容を詳しくご紹介したいと思います!
- ファイナンシャル・プランナーってどんな資格なの?
- 具体的に何を学べるの?
- 簡単にFPを理解したい!
- 教育×Webライター
- 副業2ヶ月目で5万円達成
- 資格は完全独学で1発合格
- 保有資格10個以上の資格マニア
人生100年時代と言われる現代において、将来どのくらいのお金があれば生活できるのか、お金がかかってくるのかとても気になりますよね。
金融や税制、生命保険、住宅ローンなど、幅広く正しい知識を持っていないと困ってしまうことも多いはず。
年金やら税金やらと色々と世間では騒がれているけど、一昔前の私も何がまずいのか全然わかっていませんでした。。
そんなときに相談できるのがファイナンシャルプランナー(FP)です!
FPの資格はビジネスではもちろん、主婦や学生の間でも人気が高まっており、資格試験を受検する人が年々増えているんです!
この記事を読めば、FPとはどんな資格なのか、また取得すればどんな職業に就けるのかなど、わかりやすく解説していきますね!
ファイナンシャルプランナーとは
生活とお金に関するプロの専門家
ファイナンシャルプランナーは、生活やお金に関する相談に答える仕事です。
お金関連なんだね。
人生をより豊かにして、夢を叶えるためにはお金の存在は欠かせません。
例えば、生活費、銀行口座の預金、株式や投資に使用するお金、国や地方公共団体が徴収する税金、などがありますね。
ファイナンシャルプランナーは、これらの幅広いお金のうち、税金、投資、住宅、不動産、教育、老後、相続などをメインに取り扱うことができます!
幅広い専門知識を活かして、夢や目標が実現できるように共に考え、サポートしてくレルのがファイナンシャルプランナーです!
つまりは、お金に関するプロの専門家なのです。
FPは『仕事でも生活でも「お金」に関しては、FPさんに頼れば間違いない!と思われている存在』と覚えましょう。
幅広い業務を担当できる
お金の業務ってそんなに種類あるのかな?
日本FP協会では、ファイナンシャルプランナーの主な相談ジャンルがこんなにも挙げられているんです!
テーマ | 主な具体例詳細 |
---|---|
家計管理 | 日々の生活費、将来に向けた貯蓄 |
老後の生活設計 | 老後に向けたライフプランや資金の準備方法 |
教育資金 | 子どもの教育資金の準備、奨学金の利用 |
年金・社会保険 | 公的年金制度、社会保障制度 |
住宅資金 | 住宅ローン、購入費、引っ越し代、不動産としての売買 |
資産運用 | 株式や投資信託などの金融商品、退職金運用 |
税制 | 所得税、医療費や配偶者による控除 |
保険 | 死亡保障、医療保障、生命保険 |
介護・医療費 | 介護費用、介護保険制度 |
相続・贈与 | 相続、遺言準備、子どもや孫への資産贈与 |
こ、こんなにあるの?銀行くらいかと思ってたよ、、
お金の業務と1つに言っても、その需要の幅が広いことはこの表から伝わります…!
生活する上でのお金の問題って考えると意外と沢山あるんですよね。
これらのテーマは日常生活で抱えることや将来に備えて誰もが直面する課題なので、知識をもっていることで大いに活躍できるはず。
独占業務がない
ファイナンシャルプランナーは弁護士や税理士のように独占業務(資格所有者しかできない仕事)はありませんが、FP資格を所有することで多くの業務に携われます。
独占業務ないなら、ある程度のお金の知識があれば資格がなくてもできるんじゃない?
と思いますよね。
もちろん無資格でもできますが、顧客との信頼関係が大事なので有資格者の方が圧倒的に有利になるんです!
自分が顧客の立場になって考えると、ちゃんと誰かに相談するなら有資格者の方が安心感はありますからね^^*
対応できる業務の幅広さからからも、独占業務がないことはそこまで大きなデメリットにはならないでしょう。
資格の種類
ファイナンシャルプランナーの資格は種類が複数あって、主催者も自分で選択するんです!
種類って何?
ファイナンシャルプランナーって複数あるの?
ファイナンシャルプランナーの資格は種類が複数あって、実施している主催者も自分で選択するという、ちょっと複雑なんです。。
え…違いが全然わからないので教えてください…!
もちろんです!
詳しく違いを解説するので、見ていきましょう!
ファイナンシャルプランナーを簡単に分類するとこんな感じです^^*
- 3級~1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格)
- AFP認定者(民間資格)
- CFP認定者(民間資格)
少しはわかりやすくなったでしょうか?
実は、ファイナンシャルプランナーは国家資格や民間資格に分かれているんです。
国家資格「ファイナンシャル・プランニング技能検定」
国家資格のFP技能士は、1級FP技能士から3級FP技能士までの等級があります。
皆さんがファイナンシャルプランナーと聞いてイメージするのは、国家資格「ファイナンシャル・プランニング技能士」だと思います。
国家資格のFP技能士は有効期限もなく、更新の必要はないため、一度取ったら一生ものになりますよ^^*
国家資格ファイナンシャルプランナーの試験は、どの級も受検条件が定められています。
FP3級受検資格は、「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」です。実務経験や特別な資格の有無は問われないので、受験料を納めれば基本誰でも可能です!
一方、FP2級は、次の条件のうちどれかひとつを満たす必要があります。
- AFP認定研修の受講修了者
- 3級FP技能検定合格者
- FP実務経験2年以上
基本的には、3級を飛ばしていきなり2級を取得する!というのはできないようになっています。
2級を受験するには、日本FP協会が実施するAFP認定研修を受講するか、実務経験を2年以上を求められるのがもどかしいところです。
他資格に比べると2級を受けるハードルがなかなか高いですね。。
個人的には3級でも十分なお金の知識が身につくと思うのですが、
上を目指すなら3級受験時から期間を空けずに2級を受けることがおすすめです!
主催は複数の主催者が実施している
ファイナンシャルプランナー資格試験の試験実施団体には、「日本FP協会」と「きんざい(金融財政事情研究会)」の2つがあります。
国家資格「ファイナンシャルプランニング技能士」の資格は、どちらの団体を通して受検をしても取得することができます。
どちらで受験しても、資格取得できるのに何が変わってくるんでしょうか?
答えは、実技試験の内容です!
きんざいの実技は「個人資産相談業務」と「保険顧客資産業務」の2種類。
FP協会は資産設計提案業務のみです。
個人資産相談業務…?
全然違いがわからない、、
ですよね!笑
私も最初は何が違うのか全然わかりませんでした。笑
簡単に分類すると、このような感じです。
「きんざいの保険顧客資産相談業務」
- 保険に関する知識がメインになり、リスク管理の分野から多く出題されます。
- 保険業界でFPの知識を活かしたい人や、将来的に保険に関する仕事に就きたいと考えている方に適しています。
「きんざいの個人資産相談業務」と「FP協会の資産設計提案業務」
- どちらとも保険や年金、資産運用、不動産、相続など、全体的に範囲に偏りがなく出題されます。
- 「FP協会の資産設計提案業務」の方がやや出題範囲が広い傾向があります。
- 顧客にライフプランの提案・相談ができるようにするための内容。
どのみち全部の範囲は勉強するので、得意な範囲が出題されている方を選ぶのもありだと思います。
合格率だけ比較すると「FP協会」の方が圧倒的に高いです!
少しでも合格率を高めたいのなら、FP協会での受験一択でしょう!
民間資格「AFP」「CFP」
民間資格である「AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー)」と「CFP(サーティファイド ファイナンシャルプランナー)」は、どちらとも日本FP協会が実施しています。
AFPになるには、図のような要件が必要になります。
基本のルートでも、前提条件として2級ファイナンシャルプランニング技能士であることが求められるため、その難易度はかなり高いでしょう。
取得するための方法はいくつかありますが、基本度のルートでも、前提条件として2級ファイナンシャルプランニング技能士であることが求められるため、その難易度はかなり高いでしょう。
AFP認定者になるための要件
AFPになるには、下図のような要件が必要になります。
CFP認定者になるための要件
・AFP資格の認定者である
・CFP資格審査試験6課目全てに合格する(1科目ずつでも受験可能)
・CFPエントリー研修を受講・修了する
・通算で3年以上の実務経験がある
(FP実務家としての経験でなくとも、一般企業の顧客対応・金融経済教育、税務、会計事務所の業務・保険会社・証券・不動産、住宅、医療、官公庁・教育現場などで、FP分野に関する経験は含まれる)
これらの要件をみたしていれば、登録申請をして、問題なく手続きが完了すれば、CFPの資格を取得できます!
また、AFPの認定者になるには、FP技能検定2級に合格し、かつAFP認定研修を受講・修了する必要があります。
AFPは、FP2級技能士と同程度の水準であり、CFPはFP1級技能士とほぼ同等の水準です。
どちらも2年の有効期限があります。
常に最新のスキルを求められるのが、FP技能士と大きく異なる点です。
国家資格と民間資格、どちらを取得するべき?
初めてFPに挑戦します!という方なら国家資格「3級ファイナンシャルプランニング技能士資格」からスタートするのがベストです!
0からお金について学ぶのなら3級でも十分頼りになる知識・技能を身に付けられますよ!
- お金の知識をもっと身に付けたい!
- 仕事でもバリバリ活かしたい!
と思う方は、国家資格「2級ファイナンシャルプランニング技能士資格」や民間資格「AFP」「CFP」を目指してみましょう!
自分の目的に合った資格を選んでくださいね。
学べる6つの分野
ファイナンシャルプランナーの試験では、
お金に関する6つの分野の知識を学びますよ!
- ライフプランニングと資産計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業継承
各分野についての説明を見ていきましょう!
ライフプランニングと資産計画
ライフプランニングと資金計画では、生涯の生活設計や健康保険に雇用保険などの社会の仕組みについても学びます。
たとえば、マイホーム取得や子供の教育資金作り、老後の生活設計など、ライフプランを実現するための考え方など生きる上でのお金の基礎を知ることができます。
いつまでにどれだけのお金を蓄えていれば安心できるのかを計算できるようになります!
リスク管理
生命保険や損害保険、医療保険にがん保険などについて学びます。
リスク管理で学んだ知識を活かして、自分が入っている保険はどんな仕組みなんだろう?と改めて考え直すと、沢山の気づきが見られるでしょう。
今までは保険の営業マンに言われるままに加入していたかもしれませんが、自分で必要な保障を見極められるようになります!
万が一のリスクについて学べるので、自分に必要なお金を理解して無駄にお金を払うことがなくなり、お金を守る力が高まりますよ☺︎
金融資産運用
金融・経済の基本から貯蓄型金融商品、国債などの債権、資産運用に関する知識を学びます。
FPの勉強!って感じがする分野ですよね。でも意外と初めての言葉ばかりで、個人的には一番苦手な分野でした。笑
金融資産運用では、株式や投資信託のような金融商品を扱い、資産増加を狙えるように知識を身に付けるため、投資対象である金融資産の知識がグッと深まるでしょう。
投資初心者の方も「自分が投資をするなら…」と考えながら勉強すると楽しく学べそうです!
タックスプランニング
タックスプランニングとは、税金の発生に合わせた資産計画です。
住民税に所得税に消費税…と、少しでも削りたい税金。
中でも、一番実用性がある所得税について詳しく学べます。
会社員の方は税金関係は全て年末調整で会社に任せて、実は源泉徴収票について理解していなかったパターンも珍しくはありません。
この分野ではじっくりと学べるので、ご自身の源泉徴収票と照らし合わせることで理解が深まりますよ^^*
納める税金を減らす「節税」についてもバッチリ理解し、生活にすぐに活かせる分野です。
確定申告についても学べるから、税金関係に強くなるね!
不動産
不動産に係る法律や不動産の購入・譲渡などの税金について学びます。
不動産と聞くと「宅建」を思い浮かべませんか?
- そのイメージは大正解です。
この分野では宅建の基礎にも触れながら、住宅ローン・不動産投資の知識によって、いざという大きなイベントの時に力を発揮できるんです!
不動産を買う前にもぜひ知っておきたい大切な分野です!
FPでの不動産知識を活かし、宅建などでのダブルライセンス取得後は金融関連で幅広い活躍も望めるでしょう。
相続・事業継承
相続税・事業承継では相続に関する法律の知識や相続税、贈与税、財産評価などについて学びます。
よく聞く相続問題。
両親や自分自身が亡くなった時には、どのくらいのおお金が動くのかしっかりと把握しておきたいものです。
お金が絡むと様々な問題へと発展し、何も知らなければ損をしてしまうことも。
この分野を勉強することで、納税対策だけでなく、遺産分割の知識を身につくので、予期せぬトラブルを回避できますよ☺︎
まとめ
今回は、ファイナンシャルプランナーについて詳しくにご紹介しました。
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ファイナンシャルプランナーはお金の専門家で、誰もが学んで損はない資格です!
ファイナンシャルプランナーの分野は共通して、どれも欠かせないくらいお金に関して重要な情報ばかりです。
自分の状況と照らし合わせることで、さらに理解が深まりますよ☺︎
最後までお読みいただき、ありがとうございました(ᴗᴗ)
次回は、ファイナンシャルプランナーの難易度や資格の活かし方についてです!
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