【初心者必見】キャリアコンサルタントって何?仕事内容を簡潔に解説!

この記事がおすすめな人
  • キャリアコンサルタントってどんな資格なの?
  • わかりやすく役割を知りたい!
  • 仕事内容はどんなことがあるの?
らら
  • 教育×Webライター
  • 副業2ヶ月目で5万円達成
  • 資格は完全独学で1発合格
  • 保有資格10個以上の資格マニア
悩む女性

キャリアコンサルタントってたまに聞くけど、具体的にどういう仕事なの?

このような悩みを解決します!

キャリアコンサルタントと聞くと、一見全てがカタカナでなんとなく意味が伝わりずらいかもしれませんね。

実は、キャリアコンサルタントは仕事に関連する資格なんです。

最近では少しずつ名前が知られてきていますが、一体何をする資格なんだろう?と疑問に思っている方も多いかもしれません。

ぴっぴくん

うん、コンサルとか横文字使われてもわからないし、、

らら

確かに、もっとわかりやすくして!って思うよね。笑

そんなキャリアコンサルタントは、仕事で悩んだり困っている人を助けるのはもちろん、自身のキャリアの方向性を客観的に分析もできるため、近年人気が高まっている資格の一つなんです。

この記事を読めば、キャリアコンサルタントとはどんな資格なのか、どのような役割があるのかなど、簡単に理解することができますよ☺︎

キャリアコンサルタントについてもっと詳しく知りたい方はこちらも合わせて読んでみてくださいね☺︎

キャリアコンサルタントとは?

キャリアコンサルタントとは

キャリアコンサルタントってそもそも何??

このように疑問を感じている方が多いと思います。

簡単に言うと、働く人の仕事をサポートをする仕事です。

ぴっぴくん

そうなんだ!もう少しわかりやすく教えてもらえる?

では、「キャリア」や「コンサルタント」と聞くとわかりにくいので、それぞれを日本語にしてみましょう。

  • キャリア→過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すもので、職業生涯や職務経歴。
  • コンサルタント→相談を受けたクライアントの課題とは何かを見つけ、その解決策を提案する職業。
らら

少しはわかりやすくなったでしょうか??

2つの意味を組み合わせると、キャリアコンサルタントは仕事関係で困っている人の相談に乗り、課題を解決する人のような意味になりますね。

なので、“働く人のサポートをする仕事”という認識で間違いはありません!

また、同系統の仕事では、上位資格であるキャリアコンサルティング技能士などがありますがこちらは2008年に誕生しました。

キャリアコンサルタントは2016年に誕生したので、仕事をサポートする資格は昔からの職業・資格ではなく、比較的新しい資格なんです。

ぴっぴくん

そんなに新しいの??まだ10年も経ってないんだね。

らら

では、最近になってなぜ誕生したのかも続いて説明していきます。

キャリアコンサルタントが生まれた背景

キャリアコンサルタントが生まれた背景

近年では、働き方改革や副業解禁に伴って多様な働き方が推奨されています。

昔の日本は終身雇用が当たり前で、企業に所属する従業員は会社以外に働くことなど全く考えることのない時代だったんです。

ぴっぴくん

昔は企業に所属するだけで安定だったんだね。

しかし現在の日本では、不況が続き経済が低迷していること、仕事の評価制度が変わってきていること、などから経済や社会状況が昔と大きく異なるため、一つの企業や組織で定年まで勤めることは難しいのです。

終身雇用制度は崩壊していると考えた方が良いでしょう。

それにより、労働者は自らのキャリアについて今まで以上に「自分事」として真剣に捉え、どうしたら納得のいくキャリア形成ができるかを考えるようになりました

また、働き方を考えると同時に、プライベート面についても見直す人が増えたのです。

残業、休日の過ごし方、家族との時間など仕事以外にも目を向けるようになりました。

悩む男性

このままでいいのかな、仕事を変えたほうがいいんじゃないか…

このような背景があり、働く人たちのキャリア形成を支援する役割をもつキャリアコンサルタントの必要性が高まったのです。

図にすると、このようなイメージが近いです

終身雇用制度が崩壊し始める
ぴっぴくん

一生安泰の時代は終わった…
不況がずっと続いている、、

自分の仕事の生き方を考え始める
ぴっぴくん

いつクビになるかもわからないなら、自分の好きなことで仕事を頑張りたい!
スキルも磨きたい!

仕事に関しての相談ができる相手が欲しくなる
ぴっぴくん

でも、自分には何ができるんだろう?
自分ができることをまずは知りたいな。

キャリアコンサルタントの需要が高まる
偉いぴっぴくん

これからの仕事の相談、ご自身がどのようなスキルを活かせるかなどの相談に乗りますよ☺︎

キャリアコンサルタントの役割

キャリアコンサルタントの役割

キャリアコンサルタントは相談者のキャリアを支援するという大きな目的のために、まずは相談者の自己理解を深めることが大切です。

具体的には以下のような役割が挙げられます。

相談者の悩みを引き出す

キャリアコンサルタントは、主に人のキャリアや就職・転職のサポートします。

初めて就職をする人であれば、一体何から始めたら良いのか、履歴書・職務履歴書はどのように書くのかなど、転職を考えている人であれば、どのような仕事を選ぶべきかについて悩みを抱えていることでしょう。

キャリアコンサルタントとしての仕事は、キャリアカウンセリングを通して、このような悩みや不安を聞き出すことから始まります。

しかし、相談しに来る人に対して、「悩みは何ですか?」と聞いても明確に答えが返ってくることはまずありません。

ぴっぴくん

え!どうして??

らら

相談者は、「自分がなぜ悩んでいるのか」を自分でもはっきりと理解できていないケースがほとんどなんだよ。

なので、最初は相談者が悩んでいる理由を引き出すことが大切です。

話を聞くときに求められるもっとも重要なスキルとして、「傾聴」が挙げられます。

傾聴とは、相手の立場になって親身に話を聞くことです。

傾聴を活かし、相談者がどんな将来を描きたいのか、どんな悩みを抱えているのか、どんなキャリアを築きたいのかを丁寧に聞き取る必要があります。

キャリアコンサルタントは職務上、最終的には相談者の解決策を提示する必要がありますが、大事なのはそれだけではないということを覚えておきましょう。

相手が話してくれるのを待ち、相手の言葉を遮らず「まずは話を全て聞いて受け止める」という姿勢でいることが求められます。

相談者は話をすることで内容が整理されるため、本人も理解できていなかった部分が会話の中で悩みの真意を明確にしていくのです。

潜在的なスキルを伝える

相談者の中には、「自分に合う仕事がわからない」という悩みを持っている人が多くいます。

らら

意外にも自分には何ができるのかって、自分だとなかなか気付かないものなんですよね。

自分ではないように思えても、人は誰しも活かせるスキルをもっているのです。

そのスキルとは資格や経歴などのわかりやすいものだけではなく、細かいことによく気が付く、他者とのコミュニケーションが円滑に取れる、などの目に見えないものも含まれます。

例えば、

悩む女性

会社で周囲との円滑なコミュニケーションは少し苦手だったから、次の仕事では接客業は避けたい…

という相談者がいたとしましょう。

しかし、詳しく話を聞いてみると、備品などがなくなりそうなことには毎回すぐに気づいて補充し報告していた、という1面が見えることもあります。

コミュニケーションが積極的でなくても、周囲の人からすれば細かなことに気が付いて報連相をしてくれることはとてもありがたいはずです。

このように、仕事の中ではでいないことに目を向けてしまいがちですが、一つ一つの紐を解くように話を聞いてみると、できていることが沢山あるのです。

相談者が自覚していない潜在的なスキルや良さを会話の中から引き出してあげることで、キャリアの可能性を広げてあげることがキャリアコンサルタントの大切な役割なのです。

キャリアコンサルタントの仕事内容

キャリアコンサルタントの仕事内容

国家資格である「キャリアコンサルタント」には、さまざまな仕事内容があります。

具体的な仕事内容は、個人面談・応募書類のチェック・就職サポート・講義・セミナーなどと幅広く行われていますが、その中でも共通してやることは以下のようなことになります。

相談者のキャリアの方向性を明確にする

毎日の忙しい日々に圧倒されて、自分が将来何をしたいのかを明確にできる人は多くはありません。

らら

新卒の方であれば、これから自分がやりたことがまだまだ明確になっていない人もいますし、ある程度キャリアを重ねた方でも「今のままでいいのかな」と漠然と何かを変えたいと思っている人もいるはずです。

キャリアコンサルタントは、仕事で悩んでいる人達が将来どのようなキャリアを築きたいのか、どのような将来を送りたいのかを明確にすることが仕事です。

一人一人の悩みを丁寧に傾聴し、性格や経歴、休日の過ごし方、趣味、興味がある分野などを考慮しながら、これからの方向性や選択肢を相談者と共に考えていくのがキャリアコンサルティングなのです。

目標に向けてのサポート

らら

キャリアの方向性が定まってきたら、次はその目標に向けてのサポートです。

相談者によって目指したいキャリの方向性は変わってくるので、相談者のキャリア形成に向けて一緒に仕事を探したり、時にはスキルアップの具体的な方法を提示することで、目指すキャリアに1歩近づけるようにサポートします。

例えば、まだ就職活動をしたことがない方であれば、履歴書・職務経歴書の作成などがあります。

これらの書類は基本的には相談者が作成しなければいけませんが、何を書けばいいのかわからないという方も少なくありません。
そのような相談者が作成した書類を添削することで就職活動を支援することも重要な仕事なのです。

また、今でとは異なる業界を目指す方には、新たにどのようなスキルが必要なのか、などの必要な情報を伝えて就職活動を有利に進められるようにすることもあります。

しかし、全員が理想のキャリアを歩むことは難しいこともありますよね。

そのような時でも否定して諦めるのではなく、相談者が目指す希望に近い仕事やこれまでの経験を活かせる仕事を提案するなど、相談者の適性を最大限に尊重した仕事選びを行うのも重要な仕事です。

まとめ

今回は、キャリアコンサルタントがなぜできたのか、役割や仕事内容などについて解説しました。

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キャリアコンサルタントは、相談者にアドバイスをして終わりではなく、相談者の境遇や心情を自分ごとのように捉えて寄り添い、助言や支援を行いながら共に歩む「パートナー」のような存在です。

自分の将来を優先し大切にする傾向、多様化する働き方など、以前より個人が自分自身でキャリアを形成する時代になったため、キャリアコンサルタントの活躍はこれから様々なステージで見られるはずですよ^^*

らら

仕事で悩んだときには、キャリアコンサルタントに相談できる、という選択肢を知っておくとだいぶ楽になりそうです!

最後までご覧いただきありがとうございました(ᴗᴗ)

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