- キャリアコンサルタントの試験って難しい?
- 大体の合格率が知りたい!
- 合格基準はどのくらいなの?
- 教育×Webライター
- 副業2ヶ月目で5万円達成
- 資格は完全独学で1発合格
- 保有資格10個以上の資格マニア
国家資格「キャリアコンサルタント」は受験者が年々増えており、取得したい資格として知名度が上がってきていますね。
そうなるとまず気になるのは、合格率などではないでしょうか?
気になるよ!
合格率や難易度によって受験するかどうかも決めるもん!
わかる!
どのくらいの人が受かっているかって気になるよね!
そこで今回は、キャリアコンサルタントの難易度・合格率について解説します☺︎
これからキャリアコンサルタントを取得しようと考えている人は、最後まで読めば合格率を把握できて、受験への一押しになりますよ!
キャリアコンサルタントの合格率
キャリアコンサルタントは2つの受験団体によって実施されています。
それぞれの団体ごとに合格率を見ていきましょう!
キャリアコンサルティング協議会(CCC)
キャリアコンサルティング協議会の合格率はこのような推移になっています。
学科・実技同時受験 | (CC協議会) | キャリアコンサルティング協議会
第1回(2016年8月スタート) | 59.1% |
第2回 | 67.2% |
第3回 | 50.6% |
第4回 | 24.5% |
第5回 | 42.9% |
第6回 | 56.7% |
第7回 | 49.3% |
第8回 | 54.9% |
第9回 | 26.2% |
第10回 | 55.9% |
第11回 | 56.4% |
第12回 | 56.7% |
第13回 | 50.6% |
第14回 | 54.8% |
第15回 | 53.5% |
第16回 | 48.4% |
第17回 | 40.7% |
第18回 | 64.0% |
第19回 | 46.1% |
第20回 | 51.0% |
第21回 | 43.9% |
第22回(NEW) | 59.3% |
学科試験・実技試験合わせると、平均して50%〜60%くらいになっていますね。
意外に高いんだね。
第4回と第9回は極めて低いですが、他の年は安定しているので勉強時間をしっかりと確保すれば十分に合格は狙えます!
ちなみに、第4回や第9回で急に合格率が下がった理由は学科試験の難易度が急に上がったからだと言われています。
過去の傾向よりも急に難しくなることもあるみたいですね。
日本キャリア開発協会(JCDA)
キャリアコンサルティング協議会の合格率はこのような推移になっています。
学科・実技同時受験 | (JCDA) | 日本キャリア開発協会
第1回(2016年8月スタート) | 37.2% |
第2回 | 50.7% |
第3回 | 48.6% |
第4回 | 17.1% |
第5回 | 43.3% |
第6回 | 50.9% |
第7回 | 52.4% |
第8回 | 53.6% |
第9回 | 34.6% |
第10回 | 53.3% |
第11回 | 58.3% |
第12回 | 60.3% |
第13回 | 58.1% |
第14回 | 55.8% |
第15回 | 57.0% |
第16回 | 52.2% |
第17回 | 46.5% |
第18回 | 54.6% |
第19回 | 52.5% |
第20回 | 60.7% |
第21回 | 52.2% |
第22回 | 59.3% |
日本キャリア開発協会も、学科試験・実技試験合わせると平均して50%〜60%くらいですね。
キャリアコンサルティング協議会と大幅な差はないので、どちらで受験しても特に大きな差はなさそうです!
どちらで受験しても合格率が変わらないなら何で決めたらいいんだろう?
キャリアコンサルタント試験の合格ライン
試験の合格ラインはそれぞれの団体で以下のようになっています。
キャリアコンサルティング協議会(CCC)
合格基準 | |
学科試験 | 100点満点で70点以上の得点 |
実技試験 | 150点満点で90点以上の得点*但し、論述は配点の40%以上の得点が必要。 面接は評価区分「態度」「展開」「自己評価」ごとに満点の40%以上の得点が必要 |
日本キャリア開発協会(JCDA)
合格基準 | |
学科試験 | 100点満点で70点以上の得点 |
実技試験 | 150点満点で90点以上の得点。 ただし論述試験の満点の40%以上、かつ面接試験の評価区分の中の 「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」のいずれにおいても満点の40%以上の得点が必要 |
学科はどっちも7割で、実技は6割のイメージなんだね。
論述と面接では、それぞれ団体ごとに詳しい最低基準点が設けられています。
ちなみに、配点は面接が100点満点、論述が50点満点です!
勉強は満遍なくするから基本は問題ないと思うけど、万が一“1つの分野だけ全然できなかった”ということがあると不合格になっちゃうから注意だね。
キャリアコンサルタントの難易度
結論、キャリアコンサルタントの難易度は、“国家資格の中ではそんなに高くはない”です!
国家資格では合格率が5割を下回る試験も多く、1桁になることも珍しくはありません。
そのため、合格率がほぼ6割を超えているキャリアコンサルタントは努力をすれば合格はしやすい部類でしょう。
こちらのサイトでは、資格偏差値は52と記載されていました。
50が平均なので、平均よりは少し上のイメージですね。
でも合格率が高いからって安心はできないよね。
その通りです!どんな資格でも努力なしでは取得できません。
どういうこと?
例えば、権利や義務に関わる“行政書士”は受験資格はありませんが、毎年10%前後の合格率で、決して簡単とは言えません。
これは試験自体が難しいのもありますが、受験資格がないため誰でも受けられることも関係しています。
誰でも気軽に受験できる一方で、法律などの専門的な分野が多い、選択肢が複雑、などの理由から合格率が下がっているのです。
なるほど、、
ですが、キャリアコンサルタントの受験資格は数ある資格の中でもかなりハードルが高いです…!
簡単にいうと、
- 養成講座を卒業する(終えるのに1年弱かかる)
- キャリアコンサルタントの能力と同様の仕事経験を積んでいる
などが必須になるんですよね。
その分、試験前に基礎知識がきちんと身に付けられるので、合格率が高めになっているのだと思います。
これらのことからもキャリアコンサルタントは試験までの過程が整っているので、試験単体で見れば、難易度は高くはないと言えるでしょう。
まとめ
今回は、キャリアコンサルタントの合格率・難易度について詳しく解説しました☺︎
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キャリアコンサルタントは受験資格を得るまでは大変なものの、その過程で身につけた知識と技術を活かせるので合格率は高めになっています。
第4回や第9回のように急に合格率がガクッと下がることもあるので、
合格率が高いからと安心せずに、過去問を解いてみたり傾向を分析することで確実に合格を目指してきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました(ᴗᴗ)
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