- キャリアコンサルタントを受験したいけど、2つの団体があって悩んでいる…
- どちらで受験したらいいのかな?
- それぞれの傾向を教えて!
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- 資格は完全独学で1発合格
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国家資格「キャリアコンサルタント」は2016年以降からは、国が認めた2つの団体のみでの受験となりました。
受験団体が2つあるのは選択できて嬉しいけど、悩んじゃうなあ〜
受験団体によって合格率はほとんど差はないですが、微妙に出題傾向が違ったりするので、それぞれの団体について少し知っておくだけで自分に合った方を選べるはずです!
この記事を読めば、キャリアコンサルタントを実施するキャリアコンサルタント協会と日本キャリア開発協会それぞれの特徴を理解することができますよ☺︎
キャリアコンサルティング協会と日本キャリア開発協会の歴史
まずは、2つの団体がどのように成り立ったのかを見ていきましょう!
キャリアコンサルティング協会(CCC )
- キャリアコンサルタントの養成
- キャリアコンサルタントの普及・啓発活動
- 個人の主体的なキャリア形成と職業生活の充実、国の雇用の安定に貢献する
他にも、キャリアカウンセリング協会(CCA)といった似ている団体があるので調べるときには注意が必要です。
なんとなく調べると違うホームページを開いていた、、ということが普通にあります、、
では、キャリアカウンセリング協会の成り立ちも見ていきましょう!
キャリア・コンサルタントの養成等に関わる各機関が相互に協力して、キャリアコンサルタントの資質の確保及びキャリア・コンサルティングの普及啓発を図ることを目的に立ち上げます!
GCDF-Japanキャリアカウンセラーとは、国際的なキャリアカウンセラーの基礎能力を認定する資格です!
日本キャリア開発協会(JDCA)
- キャリアカウンセリングの啓発・普及
- 倫理基準ガイドラインの設置と施行・キャリアカウンセラーとしての活動支援
- 国家資格キャリアコンサルタント試験の実施・社会貢献事業
英語にしても少し長いですよね。笑
日本キャリア開発協会の成り立ちはこのような感じです。
2月に設立しました!
JCDAの方が設立は早かったんだね。
同じ年の12月に現在と同じ名前に変更しています!
設立の経緯や目的から考えると、JCDAは、社会貢献や法律の基盤を整えることに力を入れているので、キャリアコンサルタントの存在を社会に組み込んでいこうとするのが伝わります!
キャリアコンサルティング協会は、キャリアコンサルタントは雇用の安定を目指す架け橋のような存在と認識していそうです。「安定」という大きな目的のために、キャリアコンサルタントの存在が必須と言えますね!
受験団体での違いは2つ
試験内容
団体ごとに異なるのは、実技試験です。
実技試験は論述と面接があります。
評価方法や内容が変わるので、どちらを受験するかによって合格のしやすさがかなり変わります…!
自分に合った方を見極めなきゃだね。
キャリアコンサルティング協会 | 日本キャリア開発協会 | |
論述の出題方式 | キャリアコンサルタントの意図や受験者自身が考える問題、今後の進め方を問われる。 | 2つの事例の違いや応答についてや今後の具体的な展開方法について問われる。 |
面接の評価区分 | 「態度」「展開」「自己評価」 | 「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」 |
方針
方針が違うの?大丈夫なの?
方針が違うと聞くと、そう思いますよね。
しかし、「キャリアを支援する」という目的は同じです!
最終的な目的は同じで、特に大切にしている部分が違うだけなので全く問題ありません。
では、ぞれぞれの方針をご紹介します。
キャリアコンサルティング協会
キャリアコンサルティング協会のホームページ「キャリア・コンサルタント行動憲章」には以下の内容が記載されています!
キャリア・コンサルティングの目的は、「相談者が自分で自分の問題を解決することであり、相談者自らが本来持っている自分らしさに気づき、自分らしさを発揮して生き生きと活動すること、すなわち、相談者が自分自身の存在価値を追求することができるよう支援すること」である。キャリア・コンサルタントは、このキャリア・コンサルティングの目的を明確にしたうえで、支援活動を行う。
引用:キャリアコンサルティング協会
キャリアコンサルティング協会は、相談者が自己肯定感を高めて自らの力を信じて問題解決できることを目指していますね!
日本キャリア開発協会
日本キャリア開発協会のホームページ上の「協会からのご挨拶」には以下の内容が記載されています!
本協会はキャリアカウンセリングを推進、展開する上で、「人の内的成長」を支援する「カウンセリング」の基本的考え方をもとに、さまざまな活動、能力開発支援を行っていることです。こうした考え方は、キャリアカウンセリングの旧来の考え方に大きな変化を及ぼすと考えています。すなわち「問題解決志向」モデルから「成長開発志向」モデルへの転換です。つまり、すべての人間が成長しようとするなら、キャリアカウンセリングの対象者は「問題を抱えた人」だけでなく、すべての国民がキャリアカウンセリングを受ける権利があるということです。
日本キャリア開発協会
日本開発キャリア協会は、「成長」に重点を置いていますね!そして、特定の人だけではなくキャリアカウンセリングを通して全員が成長できることを目指しています!
おすすめの選び方
試験内容や方向性など、異なる部分があり悩んでしまいますよね。
結局どっちを選べばいいかわからないからアドバイスが欲しいよ〜
どちらを選んでも大きな差はないのですが、悩む方の参考になるために、私個人の意見で選ぶ基準をお伝えします…!
- 過去問が解きやすい方にする
- 養成講座の内容に適している方にする
- 方針が自分の考え方と似ている方にする
1つ目は、過去問が解きやすい方にすることです!
最終的に決め手になるのは合格点です。
過去問を解くことで、問題の傾向・解きやすさ・雰囲気など色々とわかると思います。
相性を確かめる、という点でも過去問が解きやすい方が合格率は高まるはずです!
2つ目は、養成講座の内容に適している方にすることです!
受験資格を満たすための養成講座はいくつかあるのですが、講座によって重視するポイントがかなり変わってきます。
3つ目は、方針が自分の考え方と似ている方にすることです!
今回ご紹介した方針では、キャリアコンサルティング協会と日本キャリア開発協会では大切にしているポイントが少し変わっていましたね。
せっかく受験するなら自分がより共感できる団体を選びたい方も多いはず…!
ホームページで詳しい情報を見て、自分の「考えに近い方針を1つの基準にするのもおすすめです!
まとめ
今回は、キャリアコンサルタントはどちらで受験するべきかについて詳しく解説しました☺︎
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受験団体が2つあると悩んでしまいますよね。
試験内容も少し変わってくるので慎重に決めたいところです…!
今回ご紹介した内容を参考に、ご自身に適した受験団体を見つけてくださいね!
今回の内容がキャリアコンサルタントを目指す方にとって参考になれば幸いです☺︎
最後までお読みいただき、ありがとうございました(ᴗᴗ)
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